・退職代行で会社を辞めたいけど、勇気が出ない…
・退職代行って、本当に辞められるの?
・実際に、退職代行を使った人の体験談が聞きたい。
この記事は、「退職代行サービスを使って辞めたいけど、勇気が出ない人」に向けた記事です。
✔︎こんな人におすすめ
・会社が辛くて辞めたいけど、退職代行を使うか迷っている人
・本当に、退職代行で辞められるのか不安な人
・どういう流れで辞めるのか、実際の体験談が聞きたい人
・会社を辞めたあと、会社から電話が来たり、訴えられたりしないか不安な人
こんにちは。ポメラニアンです。
私は、新卒で入社した会社を退職代行サービスを使って辞めました。
今から3年前、22歳の秋のことです。
この記事は、今、退職代行を使おうか悩んでいる方に向けた記事です。
退職代行の経験者として、退職代行を利用したリアルな感想や、退職代行を考えている人が抱える悩みについて答えていくので、今、仕事が辛くて悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
最後に、退職代行を使うか悩んでいる人へ、筆者からのメッセージも書いているので、読んでいただけると幸いです!
退職代行を使った経緯
仕事の精神的な辛さが限界に達してしまい、退職代行サービスを利用しました。
前日の夜、仕事に行く準備を万全にして眠りについたはずなのに、翌朝起きたら、どうしても体がベッドから起きられなくなっていました。
仕事のプレッシャーが極限まで達して、心と体が耐えられなくなっていたんですね。
「それでも絶対行かなきゃ!」と思い、何とか会社の前までたどり着いたものの…
どうしても会社に行くことができず、そのまま退職代行ガーディアンを利用しました。
今となっては、辛さで限界になる前に、誰かに頼ったり相談するべきだったな…と反省していますが、当時の私にとっては、それが精一杯の対応でした。
会社の目の前で、泣きながら退職代行サービスを使ったことを覚えています(笑)
退職代行で、本当に会社を辞められるの?
退職代行で、本当に会社は辞められます。
私は、退職代行ガーディアンを利用しましたが、LINEで退職依頼の連絡をしてから、2時間後には退職が決まりました。
こんなにもあっけなく辞められちゃうんだ…と衝撃でした。(笑)
私の場合は、料金の振り込みに時間がかかってしまったので、退職完了まで2時間かかりましたが、退職代行の依頼から料金の支払いまでをもっとスムーズにできていれば、1時間もかからず完了したんじゃないかな?と思います。
退職代行を使った日のタイムテーブルは、次の章でご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
退職代行で会社を辞めたときの、実際の流れを公開します
Step1 : 退職代行を依頼する
10:35 退職代行ガーディアンの公式LINEで、退職代行を依頼。
10:39 退職代行ガーディアンよりすぐ返答あり。ヒアリングシートの提出依頼を受ける。
ここで、支払い金額や支払い方法の説明も一緒に受けました!
※ 2024年8月現在、24,800円。
手順② ヒアリングシートを記載する
12:31 ヒアリングシートの回答と、退職代行料金の支払いが完了したことを、退職代行ガーディアンに連絡。
12:39 支払い確認の連絡と、退職代行を実行する返答をもらう。
手順③ 退職代行が完了
13:02 退職代行完了の報告を受ける。
退職代行を依頼してから、退職が完了するまでの時間は、たったの 2時間27分 でした。
これ以降、会社との連絡は、すべて退職代行を通して行われます。
私の場合は、退職代行の翌日に、退職代行ガーディアンから、退職届の郵送依頼をもらいました。
その後、会社に退職届を郵送し、必要な手続きは完了しました。
退職代行を使った感想
こんなにもあっけなく辞められちゃうんだ…と衝撃でした(笑)
私が利用した退職代行サービスガーディアンは、とにかくレスポンスが早くて、冷静かつ的確に淡々と進めてくれる感じだったので、初めてで焦っていた私でも、安心して任せることができました。
当時の私は、精神的にいっぱいいっぱいの状況だったので、もし、あの時退職代行を使っていなかったら、ストレスで心がもたなくなっていたと思います。
退職代行サービスには、本当に助けられたな…と今でも思っています。
退職代行サービスは、当時の私にとって唯一の救いでした。
退職代行を迷う理由と、その解決策
退職代行を使うか迷っていると、色々な疑問や不安が湧いてきますよね。
きっとあなたも、たくさんの不安を抱えているのではないでしょうか?
ここでは、退職代行を考えている人が抱えがちな悩みと、それに対する答えを整理しています。
実体験をもとに、リアルなアドバイスをお伝えしていきますね。
本当に辞められるのか、不安…
ここに関しては、きちんと実績があって、信頼できる退職代行サービスを選ぶことが大切です。
「信頼できる退職代行サービス」とは、弁護士や労働組合が運営している 退職代行サービスのことです。
退職代行サービスの中には、代理交渉権がない人が退職代行を請け負う「事件屋」と呼ばれる違法な業者がいます。
こういった業者に当たると会社との交渉がうまくいかず「退職できなかった…」という事態になることも。
ホームページや実際の利用者の口コミなどをよく確認して、違法な企業には当たらないように注意しましょう。
私が利用した「退職代行ガーディアン」は、東京都労働委員会に認証されている、合同労働組合が運営しています。一般企業の退職代行サービスとは違い、代理・交渉を行えることが法律で定められていたので、安心して利用できました。
退職代行サービスは、ほとんどの会社で無料相談をしているので、とりあえず相談だけしてみて、対応の質を確認してみるのも良いと思います。
会社に迷惑がかかってしまうのでは?
会社に迷惑がかかってしまうのは、事実です。
なぜなら、退職手続きを担当する人が出てくるし、引き継ぎや人員の補充も必要になるからです。
退職代行会社を通してやり取りしないといけないので、会社側も面倒に思うかもしれません。
ですが、会社は「組織」です。自分がいなくても会社は回る、というのは一見悲しいかもしれませんが、誰かが辞めたことによって多少の不都合はあっても、結局はどうにか回る仕組みになっているのが会社です。
それに、「会社に迷惑がかかってしまうのでは…」なんてことは、あなたはもう、腐るほど考えて悩んだのではないでしょうか?
もし、「自分が退職代行を使うことで、会社にどんな影響を与えるのか?」ということを、全く考えたことがなかったのであれば、その点を考える時間は必要だと思います。
でも、もう十分すぎるくらい意識していて、それでも退職代行を使いたいと思っているのなら、それはあなたが本当に、退職代行を必要としている状況なのだと思います。
そうであれば、自分を守るためにも、退職代行を使って良いと思います。
あなたの心身が一番大切です。無理して頑張らず、自分を守ることを最優先に考えることも大切です。
直接言わないなんて、会社の人に申し訳ない…
たしかに、何も言わずに去ってしまうことに対して、申し訳ない気持ちは残ってしまうかもしれませんね。
きっと、「会社の人に申し訳ない…」と思っている人は、実際に辞めたあとのことを想像して、申し訳なさを感じているのだと思います。
でも、もし辞めなければ、今感じている辛い思いをずっと抱え続けることになります。
あなたが今、「退職代行を使ってでも辞めたい」と思っているのは事実です。
だから、その気持ちは見過ごさず、しっかりと受け止めてあげてくださいね。
私自身も、「あの時、別の選択をしていたらどうなっていたんだろう…」と思うことはあります。
でも人生なんて、「やっぱりああすればよかったかな〜」なんてことは常に思ってしまうもので、それがまったくない人なんて、世の中にはいないんじゃないかなと思います。
「人の噂も75日」ということわざがあります。
どんな噂話でも、話題にあがるのはせいぜい2ヶ月くらいで、どうせきれいさっぱりと忘れ去られてしまうという意味のことわざです。
これは確かに納得なので、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。
もし、本当に申し訳ないと思う相手がいるのなら、その人だけに個人的に伝えておく方法もありますよ。
退職代行で辞めるのは、非常識だし甘えだと思われそう…
いいえ、非常識でも甘えでもないです。
なぜなら、退職代行は、自分の心と体を守る大切な手段だからです。
現代の社会では、働く環境や上司との関係、日々のストレスなどがあまりにも重すぎて、普通の方法で退職するのが難しいことがあります。
無理をし続けると、心身に大きな負担をかけ、最悪の場合、病気になってしまうこともあります。
退職代行という選択は、そういうリスクを避けるための一つの方法です。
でも、退職代行を使うのは責任感がないと思われるんじゃないかな…
自分で直接伝えるのが、本当の責任だと思うんです…
きっと、こんな風に思っている人もいるのではないでしょうか?
たしかに、自分で退職の意思を伝えるのが、一番理想的な形であることは、事実かもしれません。
しかし、もっと大切なのは、あなた自身の気持ちです。
責任感を持つことは確かに大切ですが、それがあなたを追い詰める原因になったら本末転倒ですよね。
退職代行を使う決断だって、とても勇気がいることです。
周りの評価より、自分自身の心と体を最優先に考える方が、大切な時もあります。
退職代行を使うと、再就職に影響が出てしまうんじゃないの?
これに関しては、大丈夫なので安心してください!
実際、私は再就職をしましたが、何も影響はありませんでした。
転職活動するときの面接で、「なぜ会社を辞めたのか?」という、退職理由を聞かれることはあります。
しかし、「直接退職を伝えたのか?」「退職代行サービスを使ったのか?」という、具体的な退職方法を聞かれることはまずありません。
転職先の会社が気にするのは、あなたがどんなスキルを持っているのか?どのような人柄なのか?という点です。
辞めた会社が、あなたの新しい就職先に対して、退職の具体的な方法を伝えることはまずないし、面接での評価に影響を与えることもありませんよ。
普通に面接していれば、まったく問題ないです!
会社を辞めたあとに、会社から連絡が来たり、訴えられたりしないの?
会社を辞めたあとに、会社から連絡がくることは一切ありませんでした。
訴えられたりもしていません。
私が使った退職代行ガーディアンは、合同労働組合が運営しているサービスだったので、一般企業の退職代行サービスとは違い、代理・交渉を行えることが法律で定められていました。
なので、「万が一訴えられたらどうしよう?」と心配になることもなかったです。
そもそも、退職代行を使うこと自体は合法で、実は全く問題がないことなんですよね。
退職代行をしてもらう時に、本人とは一切の連絡を控えるよう会社へ伝えてもらえるので、その後連絡がきたり、接触されたりということもありませんでした。
さいごに | 退職代行を使おうか悩んでいる方へ。筆者からのメッセージ
退職代行を使って辞めることは、決して甘えではありません。
なぜなら、退職代行を使って辞めようと考えている時点で、それだけ気持ちが追い詰められているということだからです。
退職代行を使う理由は人それぞれですが、それがどんな理由であっても、同じことが言えると思っています。
確かに、退職代行を使って辞めることで会社に迷惑はかかります。
誰だって、周りに迷惑はかけたくないものです。
だけど、あなたの心が壊れてしまってからでは遅いのです。
わたしの過去の経験から、これだけは声を大にして言わせてください。
退職の相談は、想像以上にエネルギーを使います。
もし、どうしても直接伝えることが難しい、自分の心が限界に近いと感じるのであれば、退職代行はあなたを守る一つの手段です。
今、退職代行サービスを使おうか迷っている人は、自分は本当はどうしたいのか、正直な心の声を聞いてみてください。
それがどのような選択であったとしても、あなた自身が納得した道に進むことが、一番大切なことだと思っています。
まとめ
以上、退職代行を使おうか悩んでいる方に向けて、退職代行を利用したリアルな体験談をお伝えしました!
どの退職代行を使おうか迷っている方は、私が使った退職代行ガーディアンに相談してみるのもおすすめです。この記事が、会社を辞めたくて悩んでいる方の、参考になれば幸いです。
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