退職したいけど、本音をそのまま伝えるのは難しい…と感じて困っていませんか?
人間関係などのネガティブな理由で辞めたい場合は、正直に話すことで、退職の手続きが進めづらくなることもあります。
実際は、退職理由を詳細に説明する必要はありません。
「一身上の都合」という理由のみで、退職することも可能です。
しかし、実際問題は、「一身上の都合だけで突き通すのは難しい…」
「他に、円満に退職できる理由がほしい!」という人のほうが多いですよね。
そんな方に向けて、円満退職をするための退職理由を10個ご紹介します。
どうしても、本当の理由を言いたくない…という場合は、無理に伝える必要はありません。
大切なのは、自分が納得のいく形で次のステップに進むことです。
相手が納得する理由を伝えられれば、不要なトラブルを避けて気持ちよく退職できます。
取り入れやすいものをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください!
■使える退職理由10選
- 別の業界にチャレンジしたい
- 労働スタイルを変更したい
- 海外留学をしたい
- 資格取得のための時間を確保したい
- 独立してフリーランスになりたい
- 健康上の理由で休養したい
- 結婚・出産に伴い家庭に専念したい
- 親の介護が必要になった
- 家業を手伝うことになった
- 配偶者・パートナーの転勤が決まった
それでは順番に見ていきましょう!
1. 別の業界にチャレンジしたい
今いる業界から、別の業界の仕事にチャレンジしたい!という理由です。
「兼ねてから興味のあった〇〇業界に転職するため、退職を希望しています」と伝えましょう。
前向きな理由なので、向上心があると受け取られやすい上、現在の職場への不満を示さずに済むので、関係性を保ったまま円満退職しやすいです。
「転職に向けて、すでに勉強を始めている」「希望の業界で働いている知人に相談している」など、
具体的な計画やビジョンを持っていることを強調すると、より説得力が増します。
2. 労働スタイルを変更したい
リモートワークやフレックスタイム制など、自分に合った労働スタイルで働きたい!という理由です。
「リモートワークを希望しているが、現在の会社だとフルタイムの出社が求められるため、退職して働き方を変えたい」と伝えましょう。
労働時間制は会社で規定されている場合が多く、個人の希望で簡単に変えられないことが大半です。
具体的な労働スタイルの希望・その理由を説明することで、説得力が増します。
3. 海外留学をしたい
海外留学をするため、日本で仕事をすることが難しい!という理由です。
「学生時代から考えていた海外留学をするため、退職したい」などと伝えましょう。
「イギリスの△△大学で、××プログラムに参加したい」など、具体的な留学先やプログラムの簡単な説明を追加すると、より説得力が増します。
4. 資格を取得するための時間を確保したい
将来のキャリアアップのために、資格取得に集中したい!という理由です。
「資格取得の勉強に集中する時間を確保するため、退職したい」と伝えましょう。
「〇〇を目指しており、その資格を取得するために集中して勉強したい」など、具体的な資格名や、その資格を自分のキャリアにどう役立てるのかを説明することで、より説得力が増します。
5. 独立してフリーランスになりたい
自分のビジネスで独立したい!という理由です。
「〇〇を本業にして独立するため、現職は退職する必要がある」と伝えましょう。
「ウェブデザインの副業が軌道に乗ってきたため、独立してさらに仕事を増やしたい」など、今後の見通しがついている状態であることを説明すると、より説得力が増します。
6. 健康上の理由で休養したい
現在の健康状態を考慮し、休養に専念したい!という理由です。
この場合は、「健康上の理由で、休養が必要です」とだけ伝えるでOKです。
医師の診断書は、プライバシーなどの観点もあるため、提出しない選択も可能です。
「体調回復のため一定期間休養をとり、新しい環境で再スタートさせたい」など、今後の見通しを伝えれば、無理に説得される可能性も少ないでしょう。
7. 結婚・出産に伴い家庭に専念したい
家庭や育児に専念するため、退職が必要 という理由です。
「結婚(出産)を控えているため、出産や育児に集中したい」と伝えましょう。
結婚により退職する人は少なくないので、比較的受け入れられやすい傾向があります。
「家庭に専念したい」という意向を明確に伝えたうえで、交渉を進めましょう。
8. 親の介護が必要になった
親の介護が必要となり、働くことが難しくなったという理由です。
「親の介護が必要になったため、退職を希望します」と伝えましょう。
家族の介護はやむを得ない理由のため、それ以上の説得を受けることも少ないです。
仕事に対する不満も示さずに済むので、良好な関係を保ったまま円満退職しやすいです。
9 家業を手伝うことになった
家業の手伝いをすることになり、そのために退職するという理由です。
「家業を継ぐ必要があるため、退職を希望します」と伝えましょう。
家業の手伝いは家庭の事情であり、会社側からはそれ以上の説得が難しいです。
「将来的には家業を継ぐ予定」「既に必要な勉強を進めている」など、具体的な見通しを追加することで、より説得力が増します。
10 配偶者・パートナーの転勤が決まった
配偶者やパートナーの転勤が決まったため、退職するという理由です。
「配偶者の転勤が決まり、一緒に移動するため退職します」と伝えましょう。
配偶者やパートナーの転勤はやむを得ない理由のため、それ以上の説得を受けることも少ないです。
「◯月には転勤になる」などと、具体的な状況や準備を説明することで、より理解を得やすくなります。
まとめ
今回は、円満退職しやすい退職理由を10個ご紹介しました。
本当の理由は言いたくない…という場合は、無理に伝える必要はありません。
自分の気持ちを大切にしながら、今後の生活やキャリアをより良くしていってくださいね。
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