・節約していたら心まで貧しくなってきた…
・お金を持っている人をみると、イライラや嫉妬を感じる
・節約しても、心にゆとりを持って暮らせる人になりたい!
日々の節約を頑張りすぎて、「心が貧しくなってきた…」と感じることはありませんか?
節約を気にしすぎていると、気持ちに余裕がなくなって、些細なことでイライラやネガティブを感じて辛いですよね。
この記事では、節約で心が貧しくなってしまうときの対処方法をご紹介します。
「節約してても、心にゆとりを持ちたい!」と思っているひとは、ぜひ参考にしてください。
節約で心が貧しくなってしまう原因
無理をして節約をしている
節約は、家計を助けるために大切なことです。
しかし、無理して節約をしていると心の余裕がなくなり、心が貧しいと感じる原因となります。
例えば…
本当は食べることが大好きなのに、安さだけを考えて、好きなものをずっと我慢し続ける…なんて経験はないですか?
自分の好きなことを犠牲にし続けていると、気づいたら「自分がいままで、何が好きだったのかわからない…」と、心にぽっかり穴が空いたような感覚になることも。
こういう状態が続くと、どんなに節約がうまくいっても、達成感や喜びを感じられなくなってしまいます。
心に余裕を感じるためには、節約方法を見直したり、日常生活の中での楽しみを見つけたりと、自分の心とうまくバランスを取りながら、節約していくことが大切です。
他の人と比べている
ほかの人と自分を比べて、イライラや嫉妬を感じてしまうことはありませんか?
特にSNSはその典型で、どうしても人と自分と比べてしまいがちです。
あ!〇〇ちゃん旅行に行ってる!
私はこんなに節約して我慢してるのに…
人間は、どうしてもまわりと自分を比較してしまう生き物です。
その比較が、頑張るモチベーションになるなら大丈夫ですが、マイナスな方向で比較してしまうと、さらにマイナスな気持ちが大きくなり、心が貧しいと感じる原因となってしまうことがあります。
日常生活の楽しみを持てなくなっている
節約に夢中になりすぎていると、ちょっとした楽しみも「贅沢だから我慢しよう」と制限しがちです。
適度な制限なら良いですが、やりすぎると気づいたら日常の楽しみがなくなっていた…なんてことも。
節約のことばかり考えて、深刻な気持ちになりすぎていませんか?
一回深呼吸をして、少し肩のチカラを抜いてみてください。
節約中でも、自分が楽しめる時間を作ったり、小さな楽しみを見つけたりすることで、少しずつ心が癒されて、ゆとりを持てるようになっていきますよ。
心にゆとりを持つための対処法
それでは、心にゆとりを持つためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、節約をしつつ心にゆとりを持つ方法を、4つご紹介します!
✔︎ 心にゆとりを持つための対処法
・お金をかけずに、心が満足する楽しみやこだわりを作る
・今できていることに目を向けてみる
・「節約=貧しい象徴」ではないことを理解する
・毎日節約して、ひとつのことだけは贅沢する
それでは、順番に見ていきましょう!
お金をかけずに、心が満足する楽しみやこだわりを作る
日常の中で、小さな楽しみを見つけられると、心に余裕が生まれます。
実は、お金をかけなくても、幸せな気持ちを感じることはできるんです。
子どもは、お金がなくても自分でどんどん楽しみを見つけて遊びますよね。
あなたにも、「気づいたら日が暮れるまで夢中で遊んでた!」なんて経験があるのではないでしょうか?
大人も同じで、お金がなくても幸せに感じる楽しみをつくることはできます。
例えば、「カフェ好きな人」なら、お家でカフェタイムを思いっきり楽しむ!なんてことができるかもしれません。
100円のミルククリーマーでふわふわのミルクを作って、温めたインスタントコーヒーにのせてカフェラテを作ってみる。
お気に入りの専用マグカップを使ったら、もっと特別なひとときを過ごせそうですよね!
さらにカフェ気分を味わいたいなら、ダイソーやニトリで手に入れたカトラリーやランチョンマットで、テーブルをちょっとおしゃれに飾ってみても良いかもしれません。
甘いものが好きなら、スタバ風のスコーンを手作りして、コーヒーと一緒に楽しんだら、もっともっと、幸せを感じられるかもしれません。
こうやって、日常の中で小さな楽しみを見つけていくと、だんだんと心に余裕が生まれてきます。
お金をかけずに感じることができる幸せは、日々の中にたくさんあります!
どんなに小さなことでも大丈夫です。
自分が幸せになりそうなこと見つけて実践してみると、すこし気持ちが晴れるかもしれません。
今できていることに目を向けてみる
「節約しているから〇〇できない」「自分の生活は理想とはほど遠い」など、自分のできないところだけを、ひたすら探していませんか?
ここでの問題は、「〇〇ができない」ということそのものではなく、自分自身の心が「できない」という気持ちしか感じられなくなっていることです。
今の状況をどう感じるかは、自分のとらえかた次第です。
理想と現実を比べて落ち込んでしまう人は、「今の自分ができていること」に目を向けると、心が軽くなるかもしれませんよ。
例えば、以下のような感じです。
外食できないから、毎日お弁当と水筒を持参してる…
まず、毎日お弁当と水筒を持ってこられる人なんて、中々いません。
それなのに、手作りでお弁当を持ってきているだけで、本当にすごいことです。
それに、お弁当や水筒を持参することが「貧しい」なんてことはありませんよね。
外食できないことを不満に感じるかもしれませんが、空腹のときに食べる手作りのご飯は、とってもおいしいです。
服なんて、高いからフリマでしか買えないよ…
そのフリマで買った服は、めちゃめちゃ価値がある服です。
なぜなら、「2回も選ばれた最高にセンスのある服」だからです。
最初にその服を買った人は、その服を気に入って購入したのですよね。
そしてあなたも、その服を気に入ったから購入しました。
それはイコール、「センスがありすぎる服」ということになります。
そんな服が、安く手に入るなんてラッキーだと思いませんか?
それに、フリマで手に入れた服が「オシャレじゃない」なんてことはありません。
古着が大好きで、わざわざ好んで着ている人だっているんですから。
お金がないから、お菓子やスイーツなんて買えない…
健康に良くて、最高すぎです。
お菓子やスイーツを食べないことが習慣がつけば、美容にだって良いはずです。
自分でスイーツを作って楽しめば、趣味になるかもしれないし、体にとっても優しい選択ができます!
すべてのことを、ムリにポジティブに変換する必要はありません。
だけどこんな風に、今できていることに目を向けてみると「節約しているけど、意外とできていることもあるんだな」と感じることができます。
そうするとだんだん、「それってありがたいことなのかも?」と思えるようになってきて、心に余裕が生まれるきっかけとなります。
「節約=貧しい象徴」ではない
節約は決して「貧しい」ことの象徴ではないことを覚えておきましょう。
なぜなら、本当のお金持ちは節約家であることが多いからです。
シンプルに無駄を嫌って節約している人もいますが、お金持ちは、上手に節約できるからこそ、お金を賢く管理して長期的に富を築くことができるのです。
お金を持つためには、むしろ、節約の心を持つことが大切です。
コツコツと節約が続けられる人なんて、全体のうちのごく少数です。
日々節約に励んでいるあなたは、とても意義のあることをしているのです。
毎日節約して、ひとつのことだけは贅沢する
毎日節約しながらも「一つだけ」贅沢をしてみると、節約が楽しく頑張れます。
ここでのポイントは、「一つだけ」ということです!
あまり贅沢をしすぎると逆に不安になってしまうので、「ここぞ!」というところを決めて、いつもよりお金を使ってみるのがオススメです。
・平日はお弁当作って節約して、土曜日だけは外食を楽しむ。
・スタバでお気に入りのマグカップを買って、家でインスタントコーヒーを楽しむ。
・金曜の夜は、お気に入りのスイーツを楽しむ。
・毎日家で映画を観るかわりに、月に一度は映画館で観る。
「一つだけでも、贅沢するのはもったいない…」と思う人もいるかもしれません。
でも、少しの贅沢をはさむことで、「あの時ちょっと贅沢したしな!」という小さな満足感を得られるようになります。そして、その満足感が、節約をするときの大きな心の支えになるのです。
ストレスでお金を浪費したり、心が貧しくなることもなくなり、結果的に節約が長続きしやすくなりますよ。
まとめ
以上、節約で心が貧しい原因と対処法をご紹介しました。
毎日節約を頑張っていると、心が貧しくなってしまいがちです。
何事もバランスが大切なので、日常に楽しみをつくりながら、上手に節約をしていきましょう♪
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